金雲のすき間

合戦図屏風より愛を込めて

第1回厳島オフ

3月23〜24日の二日間、
Twitterの鹿アイコン仲間のオフ会がありました。

厳島鹿オフ!

東京から福岡まで広範囲に散らばる鹿が厳島に大集結。
切り絵師さんが欠席で残念でしたが
5人揃って丸二日の安芸旅行を楽しんで参りました。

 

厳島( 7ヶ月ぶり2回目)

 

〜23日(土)〜
所用で宇治の参加は昼からになりましたが
他のみなさんは朝から集結し、まずは市内の広島城を見学。
なんだか盛り上がってるところから合流し、
午後の目的地は『安芸高田

いざ!元就様の墓参りへ!!

ということでレンタカーを借り
最年少の若鹿にハンドルをまかせ後ろからチャチャを入れるだけの簡単なお仕事。
高速の乗り口でチケットに手が届かない運転手の代わりに
わざわざ降りて取ってやっていたのに……
ドア開けっ放しのまま急発進して宇治を置いていこうとしやがりましたよ。
なんてことでしょう(`Д´)

道案内のヘタなナビに振り回されつつ
真剣な運転手の他は大笑いのうちに目的地へ到着。

 

まずは『安芸高田市歴史民俗博物館』

中は撮影禁止なので撮れるところだけ。
まずは、入ってすぐに、元就様の甲冑でおおおおお!っとなる。
家紋見るだけで滾りますね!

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121000j:plain

 

元就様の甲冑結構派手です。

後並んでたのがこれ、誰の?

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121021j:plain

奥の展示品は元就様の居城であった郡山城のジオラマや
しつこくてながーいお手紙などなど。

おお! うぉ! とか一々感心しながら、展示物を見て回り
帰りに受付のところで学芸員さんに
「みなさん、どちらから?」と聞かれて
「日本中からです( *`ω´)」
としか答えられないくらいバラバラの場所から集まってますね。

 

そこから少し登ったところに毛利家の墓所があります。
山の中ですが道は整備され、地元の人や子孫の皆様に愛されているのだなぁと感心する事しきり。
墓所近くの駐車場に車を止めるとその脇にあったのが……

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121103j:plain

晴久さんの陣所跡ですよ。
砂は無いけど(当たり前です)ここで元就様と戦したんですね。

そこから少し登ったところにまず

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121141j:plain


隆元さんの墓所

毛利家みなさん一箇所に集まっているのですが
なんで隆元さんだけここなんだろう。
先に亡くなったからでしょうか。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121201j:plain

そこから一度駐車場に戻って反対側を登っていくと毛利家の墓所へ続く階段に出ます。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121223j:plain

墓所といえども寂しい感じは全くなく、穏やかで荘厳な雰囲気さえありました。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121249j:plain

元就様の菩提寺があった場所に一族のお墓があります。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121330j:plain

お墓は囲いの中に並んでいますが、入口の門がネットで見たのと違う新しいものに変わっていました。
手入れが行き届いていて寂れた感じは全くしません。
新しい献花もありお参りの人も絶えないのでしょう。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121423j:plain

元就様のお墓は一人だけ違う囲いの中でした。

そこの正面にあるのが『百万一心』

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121443j:plain

どうも新しいような気がすると思ったら昭和になって作られたもののようです。

残念ながら見ていないのですが大河ドラマ毛利元就』の時に賑わっていろいろ整備されたのでしょうかね。
それにしても大切にされているのがよくわかる墓所でした。

そして翌日はいよいよ厳島へ!!

 

〜24日(日)〜

さて、みなさん寝坊することなく打ち合わせ通りの時間にロビーに集合して
いざ厳島へ!とワクワクが止まらないハイテンションで出発。

JRで宮島口へ向かい、そこからフェリーに乗って行くと見えてきました大鳥居!

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121518j:plain

これよこれこれ。
上げ潮で神社の下まで海でした。
午後には引き潮になるとのこと、そうすると大鳥居の下まで歩けます。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121535j:plain

フェリーを下りてすぐ目に入った『厳島合戦跡』という文字で心躍ります。

そこからお土産屋さんの立ち並ぶ参道をダラダラと歩いて厳島神社社殿へ向かうのですが
道中、美味しそうな誘惑がたくさんあります。
それも目的の一つで間違いないので、まずいただくのが

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121618j:plain

私はは小倉入りを食べました。
揚げたてアツアツで美味しかったです(´∀`*)

さらに誘惑は続きます。
広島って言ったらアレでしょ、アレ!

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121641j:plain

焼き牡蠣!
ポン酢をちょろっと掛けてもらってちょいとつまみますが、つるぷりっとこれは美味しい!
帰りにも食べたので4つはお腹に入りました。
もっと食べた人もいましたw

東京で食べる牡蠣とは違いますよ。
こういう地元でしか食べられない物食べると旅行へ来たなって感じがします。

途中さらに長い棒状の薩摩揚げ(牡蠣とか穴子とかいろいろある)を囓りながら
社殿へ着く頃にはそこそこお腹もいっぱい。

ということで厳島神社

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121714j:plain

見事な朱が眩しいです。
ところでこの塗料ってなんなんでしょう?
ペンキじゃないことはわかってます。
定期的に塗り替えていると思われますが、マットな朱の原料を知りたいです。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823121800j:plain

天気予報の雨を覆しての晴だったので青空じゃないのが残念ですが、そんなことは関係無いですね。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122542j:plain

能舞台』笑顔動画のMMDだと元就様が優雅に舞っております。
途中、おみくじを引きましたが『大吉』でした。
ありがたや( ̄人 ̄)

このあと、社殿後ろの宝物殿の見学に入ると平清盛関係の展示品などがありました。
話し好きの学芸員さんの説明を聞きながら進んで行くと
レプリカだそうですが「平家納経」などもあり、
古くて狭い博物館でしたが、なかなかに見応えがありました。
最後のケースに展示してあった甲冑がさらっと毛利隆元さんのもので、
おお!ってなりましたが写真が撮れない。
無双の輝元が被ってた兜の色違いのような紫色でした。

 

さて、ではいよいよロープウエイに乗って弥山へ登ってみましょう!
の前に腹ごしらえを……と散々っぱら参道で食べ歩きしましたが
昼ご飯は昼ご飯ということで

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122610j:plain

穴子茶そばをいただきました。

さっぱりとして美味しかったです(´∀`*)

お腹がいっぱいになったところでロープウエイ!

前日までの天気予報が雨だったので曇りは仕方ない。
雨降らなくてよかったよ!
という空模様だったので、案の定弥山に登っても瀬戸内の海はもやっていました。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122647j:plain

ロープウエイ終点の「獅子岩」記念撮影

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122659j:plain

前回来たときにこの「獅子岩」がロープウエイの終点だし弥山山頂だと思ったんですよ……
ふっと振り返って見上げたらあっちが山頂。
今回もここまできて「ここで待ってます組」と「山頂行くよ組」との二手に分かれて、私は待ってます組を選択。
いやちょっと無理です。
次回こそがんばります(`・ω・´)

缶コーヒー飲みながら山頂を眺める。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122710j:plain

結構な登山だと思うのですが、登山組はあっという間に行って帰ってきました。
何そのスピード、着いていかないでよかったですよ。

 

ちょうど桜が見頃の時期でしたが、さすが紅葉の名所だけあって桜が少ない。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122739j:plain

それでもやっぱり桜の春。

奈良の鹿より、大人しい安芸の鹿。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122752j:plain

鹿せんべいはかなり以前に廃止されているらしく
奈良の鹿のようにせんべい買ってる真横で張ってるとか浅ましい鹿はいません。

f:id:ujikintoki_byoubu:20160823122805j:plain

行きたかった厳島で日頃会えない人達とリアルでお会いできて楽しく充実した2日間でした。
また行きたいな厳島

そして何より、厳島は美味しかった!