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金雲のすき間

合戦図屏風より愛を込めて

大河『軍師黒田官兵衛』のこと【2】

登場人物の描かれ方が薄っぺらいのね。

人間は善人と悪人の2パターンの類型でしか書かれていない。 善人にも影の部分はあり、悪人にもそれなりの行動原理があると思うのです。

官兵衛は清々しく正義感に溢れ間違った道を行くことも無いのは 主役でヒーローだから補正入っても仕方ないとして 石田三成の行動はただただ嫌がらせなのかイジメなのか なぜそういう行動に出るのかという筋が通ってない。
「秀吉様のために!」
という大義名分さえも推してこない。
そうなるともう、同僚いじめてるお局様みたいに嫌らしいだけで救いようがない。 こういう行動に出るのは君主を思う家臣として……
のような心理描写があってこそ描かれる人物に深みが出ると思うのですよ。 もしかして大河の三成さんは自分のことしか考えてないの???

家康は腹黒そうにホトトギスが鳴くまで待ってるし、 秀吉は〝天下取ったら苦労した下積み時代は忘れました〟のステレオタイプな成金だし、 三成は上司に気に入られてるから好き勝手してる小者な中間管理職みたいだし、

官兵衛以外はみんな禄でもない奴ばっかりでいいのか?!

なんだか大河を観ると胃が痛くなる。