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金雲のすき間

合戦図屏風より愛を込めて

『2016年大河ドラマ特別展 真田丸』へ行って来ました

5月11日のこと

今月は『若冲展』の前売りも買ってあったので、当然ここは先に終了してしまう『若冲展』を優先すべきだな、と上野へ向かいました。

Twitterで散々流れていたのでわかってはいたのですが、んなこと言ったって並べば何とかなるでしょ。120分並んで中に入ってからさらに1時間待たされたあげくに流し見で立ち止まることも出来なかった鳥獣戯画展よりずっとマシなはず。

GW中よりは空いてるんじゃないかな〜

 

と、思っていたことが私にもありました。

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3時間20分待ち……

 

ちょっとさすがに無理だわ。と諦めて両国へ移動。

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並ばずに入れる『真田丸展』!

 

最近はどこの美術館・博物館へ行っても必ず〝音声ガイド〟をお借りするのですが、この『真田丸展』の音声ガイドは真田昌幸役の草刈正雄さん! 冒頭、いきなり大河OPに心躍ります。

歴史を追う形で真田家の展示は進みます。
昨年の大関ヶ原展で見た、昌幸の登り梯子の鎧はありませんでしたが、旗指物や馬印が胸アツであります。

信繁の頭形兜を見ると、意外に頭小さい人だったのかもと思いました。

 

川中島合戦図屏風は右隻だけ。岩国美術館所蔵のかなり有名な、あの真っ直ぐ整列した布陣の屏風ですね。舐めるように眺めてまいりました。

あとは、今年も会えたね!関ヶ原合戦図屏風(津軽本)右隻。

どちらも八曲一双の大迫力ですが、左隻の展示がありません。せっかく一双の屏風ですから並んでいるところを見たかったです。文化財保護の観点から長期の展示は出来ないということで入れ替えせいとのこと。ここに限らず、屏風の展示は左隻右隻どちらかということろが多いです。屏風好きとしてはちょっと寂しい。

大坂夏の陣図屏風は複製品の展示でした。真田の展示だし、大坂夏の陣図屏風は原本が見られたらいいな〜という淡い期待を持っていたのですが、こちらも残念。複製でも六曲一双揃っていたので、しっかり近くで見てきましたがやはり所詮は複製。筆跡や絵の具の厚み、古ぼけて読みづらくなっている付箋、表装の痛みぐあいなどの生々しさには欠けます。やっぱり、原本が見たい!!!大坂城で公開になることがあったら、新幹線で見に行きたいと思いました。

豊臣期大坂城図屏風の原本がないのは、しかたないです。原本はオーストリアのお城の日本の間に各扇バラバラに切り離されて壁面を飾っています。これを再び屏風の形で複製したものが展示されていたのですから、ある意味非常にレアな状況。八曲一隻に描かれた大坂城。すばらしい。


他に気に入ったのが小松姫所用の笛作りの懐剣、女性らしい持ち物なのに笛に仕込み刀とかかっこいいじゃないですか。城主が留守の城を守った小松姫らしい持ち物でありました。

全体的に書状が多めでしたが、真田家にまつわる展示品の数々を見られて幸せな時間でいありました。

 

ついでですが、石田三成のよくみるあの肖像画、あれをみると「武将と言えば三成〜♪」って音楽が頭の中で鳴るようになってしまったので滋賀県は罪深いです。

 

行けたら後期も行きたいのですが、行けるかな……

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