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金雲のすき間

合戦図屏風より愛を込めて

小田原城・石垣山一夜城の旅

時はGW、晴天の下、友と二人小田原へと出陣いたしました。 小田原城が平成の大改修によろリニューアルしたとのこと、展示品も含めここは是非是非拝観しておきたいとこだまに飛び乗り小田原へ。 小田原城は小田原駅から徒歩10分、都内への通勤も可という好物…

『戦国時代展』へ行ってきました

姉川合戦図屏風がお出迎えです。 『戦国時代展』は今回、東京会場・京都会場・米沢会場の3会場を巡回します。会場ごとに展示品の入れ替えがありますし、同会場でも前期と後期で違う展示となりますので、いけるものなら全部行きたいですがそういうわけにもい…

日帰り大阪城! 〜櫓の内部公開見学他〜

10月の連休で大阪城へ出陣しました。 大阪歴史博物館 目的はこれ 東京会場は既に制覇済でしたが、大阪限定の展示も多くせっかくなので大阪城天守閣へも行きたい!!!とワクワク出かけていきました。 が!大阪会場でも『大坂夏の陣図屏風』の展示は複製でし…

岐阜・大垣・長浜・竹生島、屏風の旅 その2

2日目 あいにくのお天気でしたが、強くならないことを祈りつつまずは大垣城へと向かいました。 大垣城 大阪城天守閣所蔵の通称津軽屏風と呼ばれる「関ヶ原合戦図屏風」に描かれている、石田三成が西軍の本拠とした大垣城です。 大垣城の内部が資料館となっ…

岐阜・大垣・長浜・竹生島、屏風の旅 その1

1日目 岐阜市歴史博物館所蔵の『関ヶ原合戦図屏風』の実物を見たことがありません。他の関ヶ原合戦図屏風は実物をみているので、とても見たいです岐阜の屏風。 と、いうことでこの連休は岐阜から滋賀への一泊旅行をしてきました。今回も地元大垣民であるお…

『大妖怪展』へ行って来ました

妖怪好きだけでなく日本画好きの方にオススメしたい『大妖怪展』

『2016年大河ドラマ特別展 真田丸』へ行って来ました

5月11日のこと 今月は『若冲展』の前売りも買ってあったので、当然ここは先に終了してしまう『若冲展』を優先すべきだな、と上野へ向かいました。 Twitterで散々流れていたのでわかってはいたのですが、んなこと言ったって並べば何とかなるでしょ。120分並ん…

広島の旅 その2

二日目は2年ぶり5回目の宮島へ。 前日の土砂降りと打って変わって快晴。さすが厳島!ただし、GWのど真ん中、観光客がものすごくて今までで一番混んでいる状態を経験。 宮尾城址・要害山 前回も行ってますから2回目であります。 ここは「要害山」の表記は…

広島の旅 その1

ここ数年GWは特に遠出をすることもなく(どこ行っても人混みで……)すごしてきましたが、Twitterのお友達から「広島県立美術館の『徳川名宝展』見に行こう!」とお誘いを受けました。 そういえば毎年のように厳島へ行っていましたが2年ほどご無沙汰。会いたい…

トーハクへ『洛中洛外図屏風・舟木本』を見に行ってきました

『洛中洛外図屏風(舟木本)』はトーハクの所蔵品でありますが、平成28年度新たに国宝と指定されました。めでたいです。 そこで、今回トーハクでは新たに指定される国宝4件、重要文化財46件と、追加指定された重要文化財5件のうち、4件の国宝を含む52件を展…

超高速!米沢日帰りの旅

『国宝 洛中洛外図屏風・上杉本』の原本が公開になると知り、スケジュール的にこれは行ける!と、急遽予定を変更して、超高速!米沢日帰りを決行いたしました。 米沢行くのは昔々スキーで天元台行ったな、そういば……というくらいの久し振り。 折しも東京は葉…

『俺たちの国芳 わたしの国貞』展へ行って来ました

そういえばBunkamura初めてだわ、と渋谷。上野より近いのでよいです。 浮世絵、色も構図も絵柄もPOPです。 絵草紙であり、歌舞伎役者のブロマイドであり、舞台パンフレットであり、広告であり……ということは浮世絵というのは、どちらかといえば時代の最先端…

彦根・京都の旅 その2

二日目 京都・戦国武将ゆかりの史跡巡り 東福寺塔頭の退耕庵を見たい!と事前に予約を問い合わせたわけですが残念ながら現在個人の拝観予約は受け付けていらっしゃらないとのこと、残念……特別公開の4月12日〜18日はスケジュール的にちょっと無理ということで…

彦根・京都の旅 その1

一日目 彦根・三成フェス 3月26日に滋賀県で開催された『三成フェス』に参加すべく彦根までいってまいりました。岐阜在住のお友達が米原までわんこと一緒に迎えに来てくれ、もう一人の友人と三人で彦根・京都の旅一泊二日のスタートです。 まずは米原駅に降…

合戦図屏風研究の今後

何か新しい情報や史料はないだろうかと時々「合戦図屏風」でググってみたりしています。 ここが引っかかったりして、そうじゃない!私の探しているのはそれじゃない!と怒りつつあっちこっち覗き回っています。以前も書きましたが合戦図屏風の研究自体が近年…

トーハクへ友松の屏風を見に行ってきました

トーハクの屏風絵のコーナーが好きなのですが、今回は海北友松ということで行かねば! ◆宮女琴棋書画図屏風(六曲一双) 海北友松筆 安土桃山〜江戸時代16〜17世紀《重要文化財》 琴棋(囲碁)書画の四芸は教養人必須の風流事とされ、とくに室町期以降、日本…

『戦国の陣形』を読みました

一次資料を具体的に提示しながら理路整然と定説をひっくり返す新説は興味深かったです。合戦過渡期から徐々に陣形が成立していくようすもわかりやすく書かれていました。特に「八陣」の解釈や、「魚鱗の陣=びっしりの陣・鶴翼の陣=ばっさりの陣」というの…

「合戦図屏風」の始まり

オクで入手しました。 会期:1979年とのことでもう37年も前の古い図録です。中をみますとほとんど白黒の図版でカラーは数枚。時代を感じます。 が!この特別展が今日の〝合戦図屏風〟の研究の始まりとなるもの。古典的な源平合戦とは区別された『戦国合戦図…

『戦国のゲルニカ「大坂夏の陣図屏風」読み解き』を読みました

『重要文化財・大坂夏の陣図屏風』は歴史の大きな境目となる大合戦の「大坂夏の陣」を描いた六曲一双の大きめな屏風です。黒田家伝来の為、通称「黒田屏風」と言われています。 合戦図屏風で「重要文化財」指定されているのは、この『大坂夏の陣図屏風』と『…

『神仏・異類・人 ー奈良絵本・絵巻にみる怪異ー』展へ行って来ました

國學院大學博物館は初めて行きましたが、広くて展示品も見やすく入場無料でいいのかしら?という充実した博物館でありました。 今回は企画展の方を目当てです。妖怪・怪異系の日本画はこれも芸術どうこういうものではなく楽しむべきと思うのです。 企画展の…

関ヶ原・敦賀の旅 その2

2日目 おはようございます!とワンコと一緒に大垣駅前までお迎えにきていただく。至れり尽くせりの旅行で恐縮であります。 ということで2日目はいよいよ敦賀へ!大谷吉継さん関係の史跡を見学に向かいます。 まずは赤坂の安楽寺へ「家康が寄進した大谷吉継…

関ヶ原・敦賀の旅 その1

一日目 世の中は連休で「よし行こう!」となった時にはすで彦根のホテルはどこも満室。さてどうしたものかと、相談したところ大垣に一泊することに。予約した新幹線よりも一本早いものに乗れそうだったのですが、そちらももう満席で変更も出来ず諦めて予定通…

『物語をえがく』展に行ってきました

昔よく近くを通って通勤していたのですが、中に入るのは初めての根津美術館。和風庭園がとにかく綺麗。時間があればカフェでゆっくりとお庭を眺めるのもよし。 さて、目的は〝屏風〟です。合戦図屏風だけじゃなかったの?と思われても仕方ないわけですが、最…

賤ヶ岳七本槍を合戦図屏風から考える

賤ヶ岳合戦図屏風も関ヶ原合戦図屏風同様に写しが多々有り、さらにちょっとずつ内容が違うという複雑怪奇な様相を呈しております。 屏風によって〝七本槍〟のメンツが違う。なぜなのか。 ということで、ちょっと賤ヶ岳合戦図屏風について調べてみました。 現…

『春画展』見てきました

先月になりますが、話題の『春画展』へ行ってきました。 ここに限らず平日の美術館や博物館へ行くとシルバー世代の方々が多いので驚きますが、みなさんお元気でいい老後をお過ごしです。そんな婆さんになりたいと常々思っている次第であります。 今回もたく…

〝戦国合戦図屏風〟研究の成り立ち

『特別展 戦国合戦図 屏風の世界』(1997)和歌山県立博物館 これをずっと探していたのですよ。いろいろな資料をみていると必ず参考文献に名前を見るのですが、実物がなかなか手に入らず……国会図書館のコピーしかないかなぁと思っていたら、オクに出品されまし…

『うらめしや〜 冥途のみやげ展』見て来ました

東京芸大美術館にて幽霊画堪能してきました。 明治の噺家・三遊亭圓朝の菩提寺である谷中・全生庵に所蔵されている圓朝が蒐集した幽霊画コレクションの展示であります。 全生庵幽霊画は比較的に日本人の幽霊の典型を描いており、妖怪とまぎれるようなものも…

『画鬼暁斎』見てきました

屏風好きから派生して最近とても日本画に興味が出てきました。しかし自分で絵が描けるわけでもなく、理系の人なので過去に〝絵〟について勉強をしたこともなく、ただただ眺めて幸せになる程度であります。日本画には色気があると思うのです。と言うことで丸…

資料追加

だいぶ前になってしまいますが芸術新潮6月号。 関ヶ原合戦図屏風(津軽本)と大坂夏の陣図屏風が大変詳しく解説されています。 びよ〜〜んっと広げられるかなり大きめの屏風絵もあり ご興味のある方にはオススメ! と思ったのですが、既に各方面品切れでした…

合戦図屏風の位置づけ(覚え書き)

合戦図屏風の位置づけ ◆「屏風」として 十六世紀以降、書院造りの殿邸建築の本格化により屏風文化が発達。 襖絵・屏風絵が大作絵画の主流となり狩野派をはじめとする諸派が成立。 ↓ 多くの優れた屏風が制作される。 『花鳥図』『景物図』『山水図』『人物図…

『図説「合戦図屏風」で読み解く!戦国合戦の謎』読みました

屏風の写真もカラーでたくさん使ってあり、新書版なのが惜しい大きさでした。 写真が多いご本は大判サイズで見たいですよね。 しかし屏風を見るというよりも、読み応えのある内容でしたので この本はこの大きさでいいのかと思います。 屏風からの各合戦の説…

東京国立博物館『洛中洛外図屏風』と『厳島遊楽図屏風』

東京国立博物館の本館に 『洛外洛中図屏風』と『厳島遊楽図屏風』が展示されていると知り ちょろっと上野まで足を伸ばしました。 刀剣女子で賑わう刀のコーナーを抜け 奥まったところにある屏風コーナーに目当ての屏風がありました。 現存する『洛中洛外図屏…

『決戦!関ヶ原』読みました

関ヶ原に参戦した武将をクローズアップしそれぞれを違う作家が書いた短編集。 〝関ヶ原合戦〟という視点ではどうしても全体の流れの中に薄まってしまう各武将の合戦への思いを群集の中に紛れることなく、それぞれを主人公として語られており、おのおのの話を…

『大 関ヶ原展』行ってきました

3月28日初日です。 初日だし常設展もリニューアル無料だし きっと混むだろうなぁと覚悟の上で出陣しました。 入場券は前売りのオンラインチケットを入手済だったので スマホを片手にいざ会場へ。 みっしりと人がいるかと思っていたので 展示物の最前に一列ぞ…

『白頭の人』読みました

1日くらいでだーーっと読めました。 文体が軽いので読みやすいです。 で、舐めていたら結構きっちり史実を追っています。 大谷吉継さんは出自も確定しておらず いろいろわからないことが多いだけにフィクションがかなりの部分を占める小説でした。 それ故に…

洛中洛外図屏風

突然、洛中洛外図屏風に興味が出ました。 屏風繋がりではありますが 殺伐とした合戦とは違い 帝のお膝元京都の四季や日常の様子が華やかに描かれた屏風です。 そして……資料が多い! これ大事です。 探せばいくらでも資料があるし、 なによりちゃんとwikiにま…

関ヶ原合戦図屏風【3】各屏風まとめ

まずは屏風の構造と数え方から これは『関ヶ原町歴史民俗資料館』にて購入したミニ屏風です。 ギザギザギザと6枚の板から出来上がっています。これで〝六曲〟 これ一点なら〝六曲一隻〟 二枚並んで一対となっているものは〝六曲一双〟となり、左を左隻、右を…

さらに屏風資料追加

福岡の関ヶ原屏風の資料ないかな〜と昨年見に行った『軍師官兵衛展』で買い損なった図録をNHKで購入。 (なぜか図録を購入せず、関ヶ原合戦双六をウキウキ買って帰った) 終わっちゃった特別展の図録は売り切れたりして 後で後悔しても入手出来ない事が多い…

関ヶ原合戦屏風【2】彦根本系比較

彦根本系 関ヶ原合戦屏風には同じ構図の物がいくつかあります。 彦根城博物館所蔵 2点 関ヶ原町歴史民俗資料館所蔵 1点 行田市郷土博物館所蔵 1点 他に個人所蔵のものが数点 なにしろ構図が同じなのでぱっと見とても区別し難いです。 私はどこをみて判断して…

大河『軍師黒田官兵衛』のこと【4】

21日に最終回を迎えました。 関ヶ原ですし、絶対オンタイムで見ようと 20時までに万障繰り合わせの上テレビ前に鎮座しましたが えっと…… まず、出演者テロップに〝大谷吉継〟の名前が無い! 関ヶ原合戦的には秀秋寝返りからの非常に重要な場面だと思うのです…

豪徳寺へ行って来ました

戦国無双4−Ⅱ 井伊直政参戦記念に 井伊家菩提寺である世田谷区の豪徳寺へ行ってきました。 大きな字で書けませんが自宅より徒歩5分なのに 20年この地に住んでいて初めて行きました(ぉぃ 大谿山豪徳寺、かなり立派です。 松並木の参道を通り抜けると古い山門…

屏風の資料追加

岐阜師歴史博物館より図録『戦国合戦図屏風』と「特論 関ヶ原合戦図屏風ー作品の概要と研究の現状」の部分を読みたくて『関ヶ原合戦の深層』の2冊を入手。 この『関ヶ原合戦の深層』なのですが、 某密林で発売前に予約したにも関わらず【品切れ】でkonozama…

大河『軍師黒田官兵衛』のこと【3】

都市伝説だと思っていた大谷吉継さんが出る! とBS視聴組から漏れてきた情報をそれでもまだ信じられず 〝きっとデマ〟と思いつつもテレビの前に待機していたら…… キタ——(゚∀゚)——!! よかったねぇ、三成! しかしほんとにちらっと出ただけでしたね。 どうも最近…

関ヶ原合戦屏風資料追記

一部訂正と追記 いやぁ勘違いしていた。 彦根城博物館所蔵の井伊家屏風と木俣家屏風って同じ物かと思っていたら 構図が同じ別物だった。 木俣家が所蔵していたものを井伊家が譲り受けた、と勝手に解釈していました。 違った……orz っていうか迂闊! 手持ちの…

戦利品

今回の彦根・関ヶ原旅行での戦利品の一部 買って満足してないで買った物読むことφ(・_・ あと、無料で配付されていた有り難い資料がたくさんあります。 感謝感謝です。 他に、ミツナリ11宿泊パックだったので 缶バッチとかキーホルダーとかもいただきました(´…

彦根・関ヶ原の旅【2日目】

私のいびきで眠れなかったというMさんにもうしわけないと思いつつ 6時起きで朝一佐和山へ向かいました。 お天気が心配でしたが、傘を差す必要がない程度小雨。 靄がかかって、おそらく関ヶ原合戦の時もこんな天気だったのではないかと思うと感慨深いです。 …

彦根・関ヶ原の旅【1日目】

11月1日〜2日の一泊二日で彦根から関ヶ原・石田町と回ってきました。 メンツはいつもTwitterで仲よくさせていただいている鹿アイコン組。 このメンツでの旅行は安芸・厳島へ何度か行っておりますが、それはまた別なお話。 ということで、今回は私を含め3人…

大河『軍師黒田官兵衛』のこと【2】

登場人物の描かれ方が薄っぺらいのね。 人間は善人と悪人の2パターンの類型でしか書かれていない。 善人にも影の部分はあり、悪人にもそれなりの行動原理があると思うのです。 官兵衛は清々しく正義感に溢れ間違った道を行くことも無いのは 主役でヒーロー…

『小説 大谷吉継』読みました

旧Blogの方に投稿済みだったのですが 引越の際の不手際で綺麗に削除してしまった本の感想を今さらながら…… 先に読んだのはこちら『炎の仁将 大谷吉継のすべて (新人物往来社文庫)』 吉継についていろいろな研究家や著者の文章を並べてあるもので ネットで調…

関ヶ原合戦屏風【1】所蔵一覧

博物館、資料館などの所蔵一覧(常設とは限りません) ◆構図的な同系列ごとにまとめてみます 大阪歴史博物館(津軽本) 重要文化財 桃山時代 八曲一双 岐阜市歴史博物館 江戸後期 六曲一隻 福岡市博物館 江戸後期 二曲一双 徳川美術館 江戸後期 二曲一双 大…